ニトリの防音カーテンが「効果ない」と言われる理由と真相

ニトリの防音カーテンが「効果ない」と言われる理由と真相

手軽な防音対策としてニトリの防音カーテンを検討する際、「実際のところ、どれくらい効果があるのか?」と疑問に思うことは多いでしょう。特に、車の音や近隣の話し声など、具体的な悩みが静かになるのか気になるところです。

インターネット上の口コミを見ると、「効果があった」という声もあれば、「防音カーテンは効果ない」という厳しい意見も見受けられます。価格が手頃なだけに、失敗して後悔したくないという不安もあるかもしれません。

先に結論からまとめると、以下の通りです。

結論:ニトリ防音カーテンの要点まとめ
  • 話し声・生活音などの中〜高音域には「和らぐ程度」の効果がある
  • 車の走行音・重低音などの低音域にはほぼ効かない
  • 「防音目的よりも、遮光・遮熱カーテンとして非常に優秀」なのが本質
  • 「効果ない」という評価は、主に低音対策を期待したミスマッチが原因である。
  • 効果の差は設置の隙間処理(上・横・下)等でも大きく変わる

また、防音レースカーテンとの併用や、突っ張り棒での簡単な設置が可能かも含め、購入前に知っておきたい情報は多岐にわたります。

この記事では、ニトリの防音カーテンが持つ実際の効果とその物理的な限界、そして効果を最大限に引き出すための正しい選び方や設置方法まで、詳しく掘り下げていきます。

この記事で分かること
  • ニトリの防音カーテンに関する実際の口コミと評価
  • 防音カーテンが「効果ない」と言われる物理的な理由
  • 車の音(低音)と話し声(高音)に対する効果の違い
  • 効果を高める正しい設置方法と、突っ張り棒使用の注意点
目次

防音カーテンをニトリで探す効果と「効果ない」の真相

POINT
  • ニトリの防音カーテンは、話し声などの「高音域」には一定の効果が期待できます。
  • 一方で、車の走行音などの「低音域」を防ぐ効果はほとんどありません。
  • 低音域の防音効果が薄いのは「物理的に軽いものは音を通しやすい」という「質量則」が原因

ニトリの防音カーテンの口コミと評判

ニトリの防音カーテンの口コミと評判
image : Soundproof Room Lab

ニトリの防音カーテンに関する評価は、対策したい音の種類や期待値によって、大きく分かれる傾向があります。実際にどのような声があるのか、良い口コミ、悪い口コミ、中立的な意見に分けて見ていきましょう。

良い口コミ(効果を実感)

良い口コミで最も多く見られるのは、「遮光性」と「遮熱・断熱性」に関するものです。

防音カーテンは生地が厚く高密度であるため、これらの副次的な効果が非常に高いのが特徴です。

  • 遮光1級なので部屋が真っ暗になり、睡眠の質が上がった」
  • 「冬場の隙間風が減り、暖房効率が良くなったのを実感した」
  • 「外の話し声や鳥の鳴き声が、少し遠くで聞こえるようになり、音がマイルドになった
  • 「子供の声が外に響くのが気になっていたが、少しこもった感じになった

このように、防音効果については「無音になる」というより「音が和らぐ」「角が取れる」といった「減音」や「吸音」の効果を実感しているケースが多いようです。

悪い口コミ(効果ない)

一方で、「効果ない」という口コミも少なくありません。これらの多くは、カーテンが苦手とする音への対策を期待していた場合に見受けられます。

  • 「幹線道路沿いで、車の走行音(ゴーッという音)は全く変わらなかった
  • 「工事の重低音や振動は、何も軽減されなかった
  • 「期待していたほどの防音効果はなく、気休め程度だった
  • 「生地がゴワゴワしていて硬く、開閉がしにくい。重くてレールが歪みそう」

特に車の音や重低音といった「低周波音」に対しては、効果を実感できなかったという声が目立ちます。

中立的な意見(条件付きで満足)

最も実態に近いのが、これらの「条件付き」の意見かもしれません。

  • 「防音目的で買ったが、効果はそこそこ。ただ、遮光と遮熱が優秀なので結果的に満足している」
  • 「話し声には効くが、車の音には効かない。目的次第だと思う」
  • 値段を考えれば十分な品質。本格的な防音を求めるなら、もっと高価な専門店の商品を選ぶべき」

総じて、ニトリの防音カーテンは「本格的な防音」を主目的とすると期待外れになる可能性がありますが、「遮光・遮熱」をメインに、「高音域の音を少し和らげる」という副次効果を求めるのであれば、コストパフォーマンスの高い選択肢となると言えそうです。

防音カーテンは効果ない?物理的な限界(質量則)とは

防音カーテンは効果ない?物理的な限界(質量則)とは
image : Soundproof Room Lab

【結論】防音カーテンが“低音にほぼ効かない”のは、カーテンの質量が圧倒的に不足しているためです。

「防音カーテンを付けたのに効果がない」と感じる場合、その多くは音の物理的な特性(質量則)とカーテンの素材の限界が関係しています。

まず、防音対策には大きく分けて2つのアプローチがあります。

防音対策① 遮音防音対策② 吸音
音を跳ね返して透過させないこと。音を吸収して熱エネルギーに変え、反響を抑えること。
重く密度の高い素材が得意
(鉄板やコンクリートなど)
柔らかく多孔質な素材が得意
(スポンジや布など)

防音カーテンは、主に高密度な生地による「遮音」と、生地表面での「吸音」の両方を狙った製品ですが、布である以上その「重さ(質量)」には限界があります。

音の物理原則「質量則」とは?

音を遮断する能力(遮音性能)は、その物体の「質量(重さ)」に比例するという原則。
重いものほど、音を通しにくく、軽いものほど、音を通しやすい。

本格的な防音室が鉛や分厚いコンクリートで作られるのは、この質量則に基づいています。

一般的なカーテンに比べれば重いニトリの防音カーテンも、壁や窓ガラス(数キロ~数十キロ)と比較すれば圧倒的に軽量(1枚1~2kg程度)です。

このため、エネルギーの大きい音、特に波長が長く透過しやすい「低周波音」は、カーテンの質量を簡単に突き抜けてしまいます。これが「防音カーテンは効果ない」と言われる最大の理由です。

ニトリの防音カーテン:車の音(低音)への限界

ニトリの防音カーテン:車の音(低音)への限界
image : Soundproof Room Lab

前述の「質量則」の影響を最も受けやすいのが、車の走行音(ゴーッ、ブーンという音)やエンジン音、工事の振動音といった「低周波音」です。

低周波音はエネルギーが非常に強く、カーテンのような軽い素材では物理的に遮断することがほぼ不可能です。窓ガラスや、場合によっては壁自体を振動させて伝わってくるため、窓辺にカーテンを吊るしただけでは、体感できるほどの効果は期待できません。

ニトリの製品に限らず、市販されているほとんどの防音カーテンは、低周波音に対しては「効果が薄い」または「ほぼない」と認識しておく必要があります。

低音対策のミスマッチに注意

「幹線道路沿いの騒音をどうにかしたい」という目的でニトリの防音カーテンを選んだ場合、「効果がなかった」と感じる可能性が非常に高いです。これは製品の問題ではなく、対策したい音の種類と、選んだ対策グッズの相性が悪かった(ミスマッチ)ことが原因です。

ニトリの防音カーテン:話し声(高音)への効果

ニトリの防音カーテン:話し声(高音)への効果
image : Soundproof Room Lab

一方で、防音カーテンが比較的得意とするのが、人の話し声(特に女性や子供の甲高い声)、ペットの鳴き声、テレビの音、鳥のさえずりといった「中~高周波音」です。

これらの音は低周波音に比べてエネルギーが小さく、波長も短いため、高密度なカーテン生地によってある程度「減音(音を和らげる)」および「吸音(反響を抑える)」することが可能です。

期待できる効果の目安は、実験データや口コミを総合すると数dB程度(条件によっては5dB前後)の低減とされています。

音の単位であるデシベルは、数値が小さいほど静かであることを示します。一般的に、3dBの差は「わずかに違いがわかる程度」、6dBの差は「明らかに静かになったと感じる(音圧が半分)」、10dBの差は「騒音レベルが半減したと感じる」とされています。

数dBの低減は、「無音」にはほど遠いものの、「耳障りな甲高い音がマイルドになる」「音が少し遠くで聞こえるようになる」といった体感的な変化をもたらすレベルの数値と言えます。

したがって、ニトリの防音カーテンは、以下のような目的であれば効果が期待できます。

ニトリの防音カーテンに期待できる効果
  • 外からの話し声の響きを和らげ、日中の集中力や睡眠の質を改善したい。
  • 室内からの自分の話し声(Web会議など)やテレビの音漏れを少し抑え、近隣への配慮としたい。

ニトリの防音レースカーテンの効果と併用術

ニトリの防音レースカーテンの効果と併用術
image : Soundproof Room Lab

ニトリでは、厚手のドレープカーテンだけでなく、「遮音」や「防音」を謳ったレースカーテンも販売されています。

これらの防音レースカーテンは、特殊なコーティングや高密度な織りによって、通常のレースカーテンよりは高い防音性能を持たされています。しかし、物理的な重さ(質量)はドレープカーテンよりもさらに軽いため、レースカーテン単体での防音効果は限定的です。あくまで「通常のレースよりはマシ」という程度に留まります。

防音レースカーテンの真価は、厚手の防音ドレープカーテンと併用する(二重吊りにする)ことで発揮されます。

窓とドレープカーテンの間に「防音レースカーテン」というもう一つの層を設けることで、以下の相乗効果が期待できます。

  1. 空気層の増加:
    窓ガラス、レースカーテン、ドレープカーテンという複数の層ができ、層と層の間の「空気層」が音を減衰させるクッションの役割を果たします。
  2. 多段階での減音:
    音が室内(または室外)に達するまでに、2枚のカーテンを通過する必要があり、それぞれの生地で減音・吸音効果が働くため、1枚よりも高い効果が得られます。

日中の日差しを取り入れつつ、少しでも外からの音を和らげたい場合や、既存の防音カーテンの効果をさらに高めたい場合に、防音レースカーテンの導入は有効な選択肢となります。

ニトリの防音カーテンの効果を高める方法と「次の対策」

POINT
  • 防音カーテンの効果は「隙間をなくす」設置方法で大きく向上します。
  • 突っ張り棒での設置は、カーテンの重さによる落下リスクに注意。
  • カーテンで防げない騒音には、隙間テープや防音ボードなど別の対策が必要です。

【あなたの目的別】最適な防音対策はどれ?

【あなたの目的別】最適な防音対策はどれ?
image : Soundproof Room Lab

ニトリ防音カーテンで十分なケースと、別の対策が必要なケースをまとめました。

あなたの目的最適な対策理由・補足
話し声・生活音を少し和らげたいニトリ防音カーテンでOK高音域はカーテンが得意。
体感的に一段階静かになるレベル
Web会議の音漏れを減らしたいニトリ+防音レース併用二重吊りで吸音層が増え、雑音をマイルドに。
車の音・低音の騒音がつらい防音ボードを併用低音はカーテンでは遮断不可。質量のあるボードが必須。
本気で静かにしたい
深夜の騒音で眠れない
二重窓(内窓)が最も効果的ガラス間の空気層が強力な遮音層になり、体感が大きく改善。
遮光・断熱が目的ニトリ防音カーテンが最もコスパ◎遮光1級・遮熱性能が非常に優秀で、価格帯も手頃。

防音カーテン最強はニトリ?おすすめの選び方

防音カーテン最強はニトリ?おすすめの選び方
image : Soundproof Room Lab

「最強の防音カーテン」を求めた場合、ニトリの製品は「最強」とは言えません。防音専門店の扱う製品には、生地を5層や6層に重ね、重量を極限まで高めた、数万円クラスの「本格的な」防音カーテンが存在します。

では、ニトリの防音カーテンを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。それは、「防音以外の機能」を含めた圧倒的なコストパフォーマンスにあります。

ニトリの防音カーテンは、多くが「遮光1級」や「遮熱・断熱」機能を兼ね備えています。口コミでも証明されている通り、これらの性能は非常に優秀です。

ニトリ防音カーテンのおすすめな選び方

  1. 目的の明確化:
    • 主目的が「遮光・遮熱」で、副次的に「高音域の音を少し緩和したい」→ ニトリは最適。
    • 主目的が「車の音(低音)の軽減」→ ニトリでは目的を果たせない可能性大。
  2. サイズ選び(最重要):
    • 丈(長さ): 窓枠の下端ではなく、必ず床に擦れるか、わずかに垂れる(ブレイクスタイル)くらいの「長め」を選びます。床との隙間は音の主要な侵入経路です。
    • 幅(よこ): 窓枠の幅ピッタリではなく、両端が壁にしっかり回り込むよう、窓枠幅+30cm以上の余裕を持たせます。
  3. 機能の確認:
    「遮音」の記載があるか、遮光等級や遮熱効果は十分かを確認します。
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防音カーテンの効果は、製品の性能以上に「設置方法」が重要です。高価なカーテンでも隙間だらけでは効果がなく、逆にニトリのカーテンでも隙間なく設置すれば、カタログ値以上の効果を発揮する可能性があります。

【重要】カーテンの限界を超える騒音への代替策

【重要】カーテンの限界を超える騒音への代替策
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ここまで解説した通り、防音カーテン(ニトリ製品を含む)は、特に「低周波音」や「大きな騒音」には限界があります。カーテンを正しく設置しても騒音が改善しない場合は、対策のステップアップが必要です。

より効果が見込める防音対策
  • 窓の気密性を高める(DIY)
  • 窓を物理的に塞ぐ(防音ボード)
  • 防音専門店の高性能カーテンに交換する
  • 二重窓(内窓)を設置する(最も効果的)

1. 窓の気密性を高める(DIY)

音は空気の振動であるため、わずかな隙間からも侵入します。カーテンと併用して、窓サッシの気密性を高める対策が有効です。

  • 隙間テープ:
    ホームセンターなどで入手できる「防音用(D型・P型など)」の隙間テープを、窓枠やサッシの可動部に貼り付け、気密性を高めます。
  • 窓用防音シート:
    窓ガラス自体に貼るタイプの防音シートもありますが、効果は限定的であり、結露の原因になる場合もあるため注意が必要です。

2. 窓を物理的に塞ぐ(防音ボード)

カーテンよりも「質量」があり、窓を密閉できる防音ボードも選択肢となります。DIYで作成も可能ですが、防音専門店が窓のサイズに合わせて販売している製品が確実です。

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(推奨理由:賃貸でも設置可能で、カーテンより格段に高い遮音性能(特に中高音)が期待できるため)

3. 防音専門店の高性能カーテンに交換する

ニトリ製品よりも重く、多層構造(5重構造など)を採用した、防音特化型のカーテンに切り替える方法です。価格は数万円と高価になりますが、ニトリ製品よりは高い効果が期待できます(ただし、低音への限界は同様に存在します)。

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(推奨理由:防音専門店が販売する多重構造カーテンの定番であり、ニトリ製品からのステップアップとして比較検討しやすいため)

4. 二重窓(内窓)を設置する(最も効果的)

あらゆる窓の防音対策の中で、最も効果が高いのが「二重窓(内窓)」の設置です。既存の窓の内側にもう一つ窓を設置することで、気密性が劇的に向上し、ガラスとガラスの間の「空気層」が強力な防音層として機能します。

車の音(低音)に対しても、カーテンとは比較にならない軽減効果を発揮します。

対策の最終判断について
二重窓の設置にはリフォーム工事が必要となり、費用も高額になります(1窓あたり8万円~)。賃貸物件の場合は原則として大家や管理会社の許可が必須です。

どの対策が最適かは、騒音の種類、予算、住環境によって異なります。最終的な判断は、リフォーム業者や防音専門業者などの専門家への相談も視野に入れてご検討ください。

ニトリ防音カーテンを突っ張り棒で設置する際の注意点と隙間対策

ニトリ防音カーテンを突っ張り棒で設置する際の注意点と隙間対策
image : Soundproof Room Lab

賃貸物件などで「カーテンレールがない」「壁に穴を開けたくない」という理由から、突っ張り棒(テンションロッド)での設置を検討するケースがありますが、これはリスクがあるため推奨されません。

突っ張り棒で考えうるリスク

ニトリの防音カーテンは、遮光・遮熱のために高密度な生地を使用しており、通常のカーテンよりもかなり重いのが特徴です。
(例:100x110cm 2枚組で約1.4kg。掃き出し窓サイズなら5kgを超えることもあります)

突っ張り棒は、摩擦と圧力だけで固定されているため、重い物体を長期間吊るす「静荷重」に非常に弱いです。

注意:重量カーテンと突っ張り棒の組み合わせ

重い防音カーテンを突っ張り棒で吊るすと、時間経過や湿気、振動などによって、ある日突然、カーテンごと落下する可能性があります。

就寝中や子供が下にいる時に落下すれば、何らかの事故につながりかねません。防音カーテンは、必ずネジで壁や窓枠に固定された、耐荷重に余裕のあるカーテンレールに設置してください。

また、賃貸物件で耐荷重を超えるカーテンを設置し、備え付けのレールを破損させた場合、退去時に原状回復費用を請求される可能性も考えられます。

効果を高める「隙間対策」

カーテンの効果を最大化するには、音の侵入経路となる「隙間」を徹底的に塞ぐことが鍵となります。

  1. 上部の隙間(レール部分):
    市販の「カーテンレールカバー(トップカバー)」を設置するのが最も効果的です。上からの音漏れを防ぐと同時に、遮熱効果も大きく向上します。
  2. 中央の隙間(両開きの合わせ目):
    カーテンを閉めた際、中央の隙間は「事務用のダブルクリップ」やマジックテープで物理的に留めてしまうのが安価で確実です。
  3. 下部の隙間(床との間):
    前述の通り、丈を長くし、床に擦れるか垂らす「ブレイクスタイル」にします。
  4. 側面の隙間(壁との間):
    幅に余裕を持たせ、カーテンの端を壁側に折り返す「リターン縫製」のように設置します。

防音カーテンに関するよくある質問

道路沿いですが、車の音(ゴーッという音)は消えますか?

消えません。効果は限定的です。

車の走行音は「低周波音」であり、防音カーテンが最も苦手とする音です。質量則の原理により、カーテンの重さでは物理的に遮断することができません。「効果ない」と感じる可能性が高いため、期待はしない方が良いでしょう。対策としては「二重窓(内窓)」の設置が最も効果的です。

隣の部屋や外の話し声は聞こえなくなりますか?

「聞こえなくなる(無音になる)」ことはありませんが、「和らげる」効果は期待できます。

話し声のような「中~高周波音」は、カーテンが得意とする音域です。体感として「音がマイルドになる」「少し遠くで聞こえるようになる」程度の減音効果は見込めます。ただし、壁自体が薄い場合は、壁を伝わる音は防げません。

防音カーテンを付けたら、カビが生えやすくなるというのは本当ですか?

A. 本当です。対策が必須です。

ニトリの防音カーテンは「遮熱・断熱効果」が非常に高いです。これは「空気の流通を強力に遮断する」ことを意味します。冬場、窓とカーテンの間で空気が分断されると、窓側で「結露」が発生しやすくなります。この湿気を放置すると、カーテン自体や窓枠、壁紙にカビが繁殖する健康リスクがあります。

【カビ対策】

  • 1日に数回、カーテンと窓を全開にして、窓とカーテンの間に溜まった湿気を排出する(換気)。
  • 結露が発生したら、カビの栄養源になる前に、こまめに拭き取る。
  • 除湿器を併用し、部屋全体の湿度をコントロールする。

まとめ:ニトリの防音カーテンの効果

  • ニトリの防音カーテンは、話し声(高音)を和らげる効果はあるが、車の音(低音)には効果が薄い。
  • 低音で悩んでいる場合は、防音ボード or 二重窓の方が圧倒的に効果的。
  • 「遮光・遮熱」機能は非常に優秀で、コストパフォーマンスが高い。
  • 効果の鍵は「隙間対策」。丈は床まで垂らし、上部はレールカバーなどで塞ぐのが理想。
  • 重いため「突っ張り棒」での設置は落下の可能性があり、要注意。

ニトリの防音カーテンは、「無音」や「静寂」を期待して購入すると、特に車の音のような低音に対しては「効果ない」という結果になりがちです。その物理的な限界を理解しておくことが、購入後のミスマッチを防ぐために最も重要です。

一方で、その本質は高機能な遮光・遮熱カーテンに、高音域を和らげる防音機能が“おまけ”で付いてくる、コストパフォーマンスの高い製品と捉えることができます。

話し声やテレビの音を少し和らげたい、あるいは遮光・遮熱をメインの目的とするならば、ニトリは非常に優れた選択肢です。その際は、効果を最大化するために「隙間をなくす」正しい設置方法を徹底することが鍵となります。

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この記事を書いた人

防音ROOMラボはご自宅での音の悩みを解決するために生まれた防音専門メディアです。在宅ワーク中の騒音被害やDIY失敗経験を元に、防音の物理法則を徹底研究。「本当に効果があるの?」「どれを選べば失敗しないの?」といった誰もが抱える疑問に対し、製品ごとの性能や自作で対策する上での注意点などを公平な視点と客観的な根拠を元にお伝えしています。専門知識がない方でも、DIYから高性能な簡易防音室まで、後悔しないための選び方とヒントを提供しています。

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